暫くすると、三月にも白い紙切れが来た。
白い紙切れを見ると、〔生〕の字。


三月もあの後、受付に行ったのだ。
よかったですね、と受付の人は言って、去っていった。
母はどこかで無事に生きていてくれたのだ。
でも、不安はまだあった。