３LOVE

♪～♪～

「あ・・・！」


ケータイを開ける手が震える。

君の方をチラッと見てみた。


・・・！こっち見てる！？


手が震える・・・
心臓の音がまわりに聞こえそうだ。

もう一度君を見る。


まだこっちを見てくれてる。
期待しても・・・いいのかな・・・？


「・・・！」


ケータイの画面にはアタシの望んでいた名前がのってる。


それは、たった一文の・・・
絵文字も一つもないさみしい内容だった。


でもアタシはそっとそのメールにカギをかけた。






















『ありがとう』