ダイヤの原石

「じゃ、ここからはこのパッツンに切っちゃった髪をあたしがアレンジしていくわよ!」


目の前にある大きな鏡に醜い自分が映っていて思わず蹴りたくなってしまう。


それでも私はどんな髪型にされるのかドキドキしていた。


「あー・・・黒髪かー・・・じゃ、千尋ちゃんの雰囲気を残したヘアアレンジしよう!」




??


何のことかよく分からない。


「まず頭の上の髪をアイロンで緩く巻いてふんわり感をださせる」


美樹ちゃんがアイロンで私の髪を巻きながら説明をする。


「髪のスタイルにメリハリをつけるためにここでボリュームをだしておくの」



遥夏と椿が「おぉー」といちいち驚いている。



「そしたら次、顔の横の髪を幅2,3センチほど残して残りの髪を全部耳のうしろにかける!


んで耳の後ろにかけた髪の内側をピンで固定して表面の髪を上から被せてピンを隠す。



そしたら最後に首らへんからうしろの髪をアイロンで外はねにすれば・・・!


クールな髪型の出来上がり!!」


「うぉすっげ!!」


椿が驚いた表情で色んな角度から私の髪を見ている。