「あれあれあれ?」
「話が違くないですか」
「なんなんですか?この状況」
「超かわいいじゃないっすか」
「おもいっきし三次元じゃないですか」
「「「「「辻悠希ちゃん?」」」」」
「どういうことだよ」
「え?だって相沢、カノジョの名前は辻悠希だって」
「ってことは花百合学園吹奏楽部の辻悠希と同姓同名ってこと?」「じゃリアルカノジョ?」
「「「「ないないない」」」」

「あれ?はちゃめちゃ五人組」
「?お友達?」
「ん?うん」

「「「「「こんにちはーアハハ」」」」」

「ナツにヒロ、チェリーにエリーと若」
「へぇー変わったあだ名ですね」ニコッ

「ハハっちなみにチェリーの由来は…」バシっ
「イタッ」
「余計なこと言わんでいいっ!」
「ハハハッ変わった由来なんですか?仲いいんですね。私、辻悠希です」
「俺のカノジョ」

「へぇホントに相沢っちのカノジョ可愛いね」
「エリー」
「ぁっごめん」

「いいよ自慢のカノジョだから」「やだぁ」
「ハハッ。じゃもういくよ」

「ばいばーい」
「じゃーね」
「ぁっもう行くの?またな」
「さいなら」
「また明日ッ」
「…なんやあの爽やかバカップル」
「あれが相沢か?」
「爽やか過ぎてスカウター壊れてまうわ」
「どうしたの?ナツとヒロ」
「「なんでもねぇ」」
「「「そぉお?」」」

なんか納得がいかないモテない男の極致が五人。