「なぁ知ってる?」
「…?豆しばか?」
「なにを?」
「無視っすか」
「相沢カノジョできたんだって」「「嘘!?」」
「俺知ってた」
「俺も〜」
「なんだ。じゃあいいか」
「よくねぇよ。誰誰?」
「せや誰やねん」
「ぃやーだってさ五人中俺を含めて若とエリー三人知ってるわけだし」
「いやいや俺とナツは初耳やし」「ねぇそれよりさ、"に"って携帯で打つと予測変換にって出てくんだけど、どういう意味かなァって思って"え"に続けて"あ"から順に打ってったら、、、」
「「打ってったら?」」
「なんだと思う?」
「えーーーっなんだろなんだろ」「ちょっと待ってまだ言わないでよっ」
「チッチッチッチッチッチッチッチッチッ」
「もうそのくだりいらねぇよ」
「誰やねん相沢のカノジョ」
「チッチッチッチッチッチッチッチッチッあと十秒っ。じゅう、きゅう、はち、なな、ろーく」
「はいはいッ日光ッ」
「ぶっぶーーっ。ご、よん」
「はいっ日中ッ」
「ぶっぶーーっ。さん、にィ」
「「日射病」」
「なっまさかの日射病ッ」
「日光や日中というメジャーどころをわざと外してそんなマイナーなッ」
「せいかーい」
「ちぇっやられたぜッ」
「まだまだ修業がたりないかな」「なーんだナツとヒロもやりたかったんだァ」
「はよ相沢のカノジョ言えや」
「誰なんだよ相沢のカノジョ」
「しょうがねぇな。じゃ三択」

→続く