【【リセット】】

「ご・・っふ・・・!」


しかし「リセット」できなかった。


どうして!?


やっぱりあの記憶はただの夢だったの?




・・・違う。


100年使い切ってしまったんだ。




私を覗き込む彼の瞳から涙が零れ落ち私の頬を濡らした。


こんなことなら寿命を無駄にするんじゃなかったなぁ。


やっと素敵なヒトに会えて、素敵な人生になりそうだったのに。


私は力尽きてゆっくりと目を閉じた。