LOVE GAME





「 男の方も大変だろうしな? 」




襟を整えて、きちっと上まで
ボタンを閉められた。




「 俺は保護者か? 」


「 すいません・・ 」




後ろでフッと笑う声が聞こえて
後ろを向くと




「 お前がバカでよかった 」








───────・・・はい?





「 ちょっ今なん「 おい 」





最後まで言う前に
あたしの言葉を遮って
低い声があたしの耳に届いた。