「 どうして、あたしの部屋 知ってたんですか? 」 すごく気になっていた。 会社の人に部屋を教えた覚えは 全く無かった。 「 ・・・・ 」 「 新塚さん? 」 それから、少し顔を歪めて かけていたメガネを外す。 「 昂の、親友は俺だから 」 「 え? 」 「 何度か、部屋に行ったこと ・・・あるんだ 」 あたしも、昂から親友について 自慢話は聞いたことはあった。 ・・・イケメンで、何でもできて 優しい奴。