「 ・・・新塚さん 」 迫力のある低い声に うるさかった周りが 黙り込む。 三上さんが前にでて 事情を話そうとしたら 「 計画したの、誰? 」 眉間にシワを寄せた彼が 1人1人の顔を見ていく。 「 あたしと千香です 」 「 何で今日? 」 「 いや~だって・・・ねぇ? 」 ニヤリと笑う2人を前に チッと舌打ちをした彼が 大きすぎる溜息を吐いて 「 ばかだから絶対 気付いてなかっただろ 」 ボソッと呟いた。