「 優奈、もう24歳だよ? 」 「 まだ23歳だもん! 」 休憩時間を使って あたしを 祝ってくれた2人、 休憩してる暇なんかないくらい いつも忙しそうにしてる三上さん、 馴染めかったあたしに仕事を 教えてくれた人達。 みんな、祝ってくれて 「 みんなありがとうぅ・・・ 」 「 泣かないでよ~ 」 ”ばかだなぁ”と あたしの頭をぽんぽん 軽く叩く三上さんの 左手に 一瞬見えた指輪。 薬指・・・? 「 三上さん 」 「 ん? 」 「 指輪・・・ 」