「 お前、なんか変なこと 考えてただろ 」 「 え? 」 「 お前すぐ顔に出るから 分かるんだよ 」 ”和真がここ何ヶ月かで鬼に なった”なんて言ったら 何されるかわかんない。 「 隠し事か・・ 」 ジリジリと逃げていると ふっと笑った和真の腕が ───────ガタンッ 「 きゃっ 」 勢いよくシートを倒して ニヤリと笑う和真は あたしの上に跨った。 「 ちょっと! 」 「 ここ、誰も来ないから 」 「 そういう問題じゃない! 」