「 好きって言ってくれないなら もういい 」 キッチンから離れたと思ったら フラついた足取りでソファに 向っていった。 夕食を作り終えて、 彼を呼びに行く。 「 かーずま? 」 「 んん・・・ 」 「 ご飯できたよ? 」 「 ・・・ 」 チラリとあたしを見てから 立ち上がって、いつものように 席につく。 「 今日はオムライス 」 「 見れば分かる 」 「 そう?ならよかった 」 あたしも座ってオムライスを 口に含む。