「 ・・・黙り込んじゃって いい子ぶってるつもりですか? 貴方よりあたしのほうが ”彼”のこと分かってますよ 」 散々言われたあたしは 怒るよりも、悲しみの方が大きくて けど、負けないくらい怒りも大きくて 「 和真はあたしのなんだからっ!! 」 言いたいことは他にもあるのに 口から零れた言葉は ”独占欲”そのものだった。 ────────コンコン