「 和真!!! 」 「 分かってる。帰ったらな 」 そう言って、テーブルの上の コーヒーを飲み干して、 「 着替えないと出さないからな? 」 ・・・少し、キツめにあたしを睨んで 部屋から出て行った。 「 ・・・・ばか・・。あたしにだって 和真くらいの自信がほしいんだよ・・? 」 閉められたドアに向って小声で呟いたけど ・・・・静まり返った部屋に響くだけだった。