年上の彼氏と年下の彼女



目を覚ました頃には


大希のベッドで寝ていた。


「優架…?」

「大希…」


生きてた…


良かった…

死ななくて…。

「大丈夫か?すり傷と打撲ですんで良かった…」

大希は泣いていた

「早く、腫れが引くといいな…」

「う…ん」

「ごめんな?俺のせいでこんな…」


「大希のせいじゃないよ?だから泣かないで?」


「優架…」

「大希…」


「このままじゃ、本当に殺されるかも…家に帰ったほうがいい。」

「うん…帰るよ…」