「大希…なんでここに…?」 絵梨花さんが聞いた― 「お前…犯罪だよ」 「ち…違う!大人の世界を教えただけよぉ!」 「優架…立てる?」 「む…り…」 私は体に力が入らなかった。 「優架、優架!しっかりしろ!」 体中が痛くて… 痛くて… 痛くて… でも 大希が助けにきてくれて 嬉しかった…。 私はそのまま 意識を失った。