運命は駆け回る


何気ない毎日を過ごして、好きな人に見てもらうために頑張る。


それだけでもその毎日が楽しくなった。


一分でも一秒でも、俺だけを見てもらえる。

カッコ悪い姿じゃなくて、

少しでもカッコイイ姿を見てもらえるように。


そんな小さな願いだった。


でも、そんな思いを抱いてる時にも運命は駆け回っていた。