ただ君が好きで、



次の日


休みだったけど朝から部活があったから学校に向かっていた。

「おう!おはよー」

後ろから声が聞こえたと思うと、それは秀介の声だった。


『おはよー』

「今日終わってからなんか食って帰らねぇか?」

『秀介のおごり?』

「なんでだよ!」


笑いながら言う秀介に、俺も笑って『嘘だよ!行こうぜ』と返して歩きはじめた。