愛なんて知らない Ⅲ









「えっ?」





「ついて来て?」





「うん?」



キョトンとする楓は凄く可愛い






そして私達は外に出た





「どこにあるかな」



私は独り言を言う






「何が?」





「木の実ならあると思うの

楓お腹すいたでしょ?」





私にはこんな事くらいしか

出来ないから



それに外に出たかったから