愛なんて知らない Ⅲ










「ふふ♪」



百合香は嬉しそうな顔だ






「慎も大変だね」



ポンと悠希が慎の肩に手を置く






「まぁな

でも好きだからしょうがねぇ」



慎が少し微笑む




慎の言葉に悠希も微笑んだ






「私、先に行ってるね」



そう言い私は歩いた





      ガチャ




「愛美1人か?」




「うん」