愛なんて知らない Ⅲ










「そっか」


楓が愛らしい顔で笑う





「うん」





「早く昼、食おうぜ

俺すっげー腹減ったぁ~」




楓がそう言い歩き出す






「そうだね、用意させるよ」






「ねぇ、匡」






「ん?どうかした??」






「用意させるって

誰か他にいるの?」






「うん、いるよ」