「言われなくても行くわよ」 燐は私を睨む 「燐、貴方にも幸せはある 自分では気づかない身近な所に・・・・」 「それってどういう意味?」 「素直になればいいって事だよ」 私は微笑みながらそう言った 「意味わからないわね」 そう言うと燐は黒い羽を 羽ばたかせ千里の元へと降りていく 「さてと これで最後ねぇ・・・・」 私は下を見た 燐と千里が抱き合っている 「幸せ・・・・か」