「愛美、貴方は一体・・・・」





『私はお姉さんの心の闇

お姉さんの力で作り出されたの』





「私の力・・・・」





『そう

私を取り込んで


そうすればお姉さんの力は強くなる』






「嫌よ、これ以上力を強くなんてしない」



私が力を上げれば、死ぬ確率が低くなる





『大丈夫

これは運命なんだもの・・・・

全ては私達じゃない、運命が決めるの』



愛美がしっかりとした目で私を見る





「・・・・」



私は無言で愛美の手を合わせ握った