愛なんて知らない Ⅲ










私はその言葉に前を向き1歩進んだ








「待て」



その言葉で私は振り返る







「まだ何かあるの?

私そろそろ眠りたいんだけど・・・・」








「陰よ、鋭い矢となり

あいつを貫け」




千里がそう言うと1本の黒い矢が

私目掛けて飛んできた








「光よ、盾となり私を守れ」




私がそう言うと光の盾ができ

黒い矢は消えていった