愛なんて知らない Ⅲ










燐は黒いワンピースのすそを持ち一礼した








「そうね

また会う時が来るんだろうね・・・・」








「それではまたその時まで」ニコ





そう言うと燐と千里は消えていった・・・・







「月はこの間

私以外に味方がいるって言ったけど・・・・


燐なのよね?」








《はい

私は自然の者で貴方の味方です

   
    ですが・・・・


私は闇の者です

ですから、闇の異形者 燐の味方でもあります》