それが恋だと知ったから。

「沙羅ちゃん!おはよー!」



「橋本、おはよ!」




学校についた頃には、
もうみんなが集まってる時間。




教室を見渡すと、いる。




周りには女子が集まってて、
話せる状況ではない。



陽向、栗原十和の二人が同じ教室なんて、
とても平和ではいられない。




ましてやどちらかに話しかけられると、
何なの、あいつ。みたいな目で見られる。