それが恋だと知ったから。

「俺さ…ずっと前からお前だけ見て来たんだけど。」



彼は私の目を見て離さない。



しっかりと捉えていて、
私は彼から…彼の視線から逃げられなかった。



私だけじゃない。



それを聞いていたクラスのみんなが、
彼の言葉を聞いて固まっている。



そんな中一人冷静な目の前の人は、
勝ち誇ったように笑みを浮かべた。