それが恋だと知ったから。

どこまで俺様なのよ。



こう話してる間にも、
みんなはこっちを見ていて、
私たちの会話に耳を傾けてる。



「答えれば…戻ってくれますか?」



私の答えに満足したのか、
「あぁ。」とだけ答えた。



「一応…好きな人くらい。」



私が言った言葉にみんなは息を飲む。



私が恋をする事が、
そんなに不思議?