「枝なんかとまとめんで下さいよリーダー」 「あ?灰は口だけが達者だな。あたしだってお前とセットなんか嫌なんだよ!」 「はいはい…。いいから睨み合わないで席ついてねー」 まるで小学生のような扱いにムカッとする。 「フンッ…」 「こらこら、怒らないの。枝真は笑ってた方が可愛いんだから」 ポンポンとリーダーはあたしの頭を撫でた。 「子供扱いしないで下さいよ」 「俺から見たら可愛い子供なんだよ」 頭を撫でられるのに嫌な気はしないが…。いたたまれない。