脱がされてゆく制服が、バラまかれ、惨めな思いになっていく。





もういいや





もう諦めもついていた






抵抗してもこの人達には勝てないし、




抵抗する元気もない






されるがままな私は、どんどん彼等から好きにされていた。





お兄ちゃんとキスしていて良かった





小さな喜びでさえ、今はもみ消されるように無くなっていた。






もうダメだ






しんどい






助けなんて誰も来ない





むしろこの状態で来てほしくないし……









お兄ちゃんに恋したら、そんなに悪い事?







無理だよ





一応は





男と女なんだよ?









好きになってしまうのは




仕方ないんだよ……








止まらない涙も無視して、男達は私の体を



上から下まで




駆け巡る。








泣いてるんだよ?






痛いよ





胸が痛い





心が痛い







お兄ちゃん









私はこんなたけど














お兄ちゃんは





大丈夫かな?…………