*守りたい*





気がついたら俺は少女の腕を掴んでた。


「君、名前は?」


『橘鈴。あなたは?』


鈴かぁ…


って。


え!?俺のこと知らないの?


けっこう、有名なんだけど…


まぁ良いや。


名前聞けたし。

腕を離すと鈴はそのまま帰って行った。




俺は残った雑魚をかたずけて、倉庫にむかった。