*守りたい*




私は教室に入った。


そこまでは、そこまでは良かった。


自己紹介しようにも、喋れないから亀裂が出来てる黒板に名前を書いた。


その後、偽物の綺麗な笑顔を顔に貼り付けて微笑んだ。




何が悪かったか、私にはさっぱり…


微笑んだ瞬間何人もの男子が鼻血を吹き出して倒れた。


おかげで辺り一面真っ赤な血の海。