*守りたい*





理事長室のドアが開いた。


そこに立ってたのは…


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
黒猫ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん♪」


金髪ナイスバディの女の人。


ムギュッ


私がソファーに座っていたにも関わらず、女の人は抱きついてきた。


く、くるしぃ~


この人も元黒龍の殺し屋で車竹凜〈クルマダケリン〉って言う人。


この人もここに来てるのか…


『お久しぶりです。
凜様。
あなたが私の担任ですか?』


「えぇそうよ。
さ、ホームルーム始まるから行きましょっか!」


そぉ言い終わるか早いか、私の腕を引っ張って、理事長室を出た。