この人は聖辺浬威〈ヒジリベリイ〉 私の主様、そして黒龍のトップ。 「おいで。鈴…」 浬威様は腕を広げておいでってしている。 私はそのまま近寄り、腕の中に収まった。 「クスクス…ほんとに鈴は変わってるね。 鈴にとって僕は恨むべき相手でしょう? なのに鈴は僕のお人形になってる。」