「わぁ、相変わらず綺麗だなぁ。怜毅の客ってみんな怜毅想いだよね、掃除までしてくれてる」
青と緑の中間くらいの綺麗なドレスに、毛皮の真っ白なコート。
露出した足は変わらず細い。
「食ってねぇだろ」
「最近、大丈夫だよ?」
留菜は、売れっ子キャバ嬢。
中学が同じで、仲良かったから、その名残で今もたまに会う。
「細いじゃん、留菜」
「それただの誉め言葉」
「誉めてんじゃねぇよ、食え」
留菜は拒食症。
「怜毅、留菜は怜毅が好き」
留菜は俺が好きらしい。
会うといつもこうやって
上目使いで抱き着いてくる。
「危ねっ、タバコ落とす」
そう言ったら留菜はタバコを俺からとって灰皿に入れた。


