「お邪魔します」
結局、朝ごはんは怜さんにご馳走になることにした。
「あ、あたしのスクバ。そういえば携帯もここだったか」
あたし、まる一日ケータイ忘れて生活してたんだ。
「客が作った奴だけど」
「うん、ありがと。うわ、怜さんのお客さんの料理レベル高っ」
黒いモダンテーブルに並ぶのは、本格的なフランス料理みたいな奴。
あたしは留愛ちゃんの家庭的な料理かママのマネージャーのダイエット料理か陵さんのお好み焼きとかしか食べたことないからびっくりした。
なんか、キラキラしてた。
「そうそう、詩華さんっていう社長令嬢。俺がNo.1になれたのはこの人のおかげ。なんかすっげー金持ちなの、詩華さん」


