適当に歩いてたら来ちゃったよ。

速く家帰りたいよ。

道分かんない。

「このこ大丈夫?」

「琉華(ルカ)さんは優しいな〜」

「怜(レン)君私に惚れる?」

「ハハハ、どうかな?」

「正直すぎ」

カップルだかよくわからない二人の声を最後にあたしの意識は途絶えた。