「…っはぁー…はぁ」 昔あったマラソン大会いらいだと思う。 俺がこんなに走るのは。 「…っ…っ」 円佳も辛そうな顔をしている。 だけど、決して足を止めない。 それは、“瞬が”危ないから。 もう一生“瞬に”会えなくなるかもしれないから。 そう――…… 全ては“瞬の”為。