「繭璃!!」 一瞬で静まり返り、人だかりに道が開かれる。 そして姿を見せたのは、やはり棗だった。 「お兄ちゃん!こんな所まで来るなんてどういう…」 「美麗ちゃん♪」 「「えっ?!」」 思わぬ事に驚いた美麗と繭璃は、顔を見合わせた。 棗の後ろから修一が顔を覗かせたのだ。 「しゅっ…修一さん!!何でっ」 棗1人がいるのだとばかり思っていた美麗は、修一の登場に混乱していた。