「繭璃…彼氏いるのか?」 部屋に入るなり繭璃に聞くと、俯きながら小さく首を横に振る。 「じゃあ好きな奴は?」 もう一度…繭璃は小さく首を振った。 「じゃ俺を好きになれ繭璃…」 何だか胸が苦しいのは気のせいだろうか? 『コイツが欲しい絶対に手に入れろ』 目の前の少女が欲しくて、俺の心は震えていた…。 驚いたように顔を上げて、俺を見つめ返す。