「ふっ…ご褒美だ」 繭璃は"ぱっ"と唇を押さえ、大きな瞳をパチパチさせて固まっている。 もっと深く舌を絡めて味わいたかったのに… 「お兄ちゃん!繭璃から離れて…」 やっぱりか… 「嫌だって言ったら?」 「だめ…繭璃はダメだよ…違うから」 繭璃は"お人形"じゃ無いと言いたいのだろう。 はいそうですか…なんて言える訳ないだろ? 「美麗…修一が来るぜ」 「えっ!なななっ何で修一さんなのよ…あたしは別に…」 急ににしおらしくなった美麗…原因は俺の親友"神野修一"。