『ただいま』



苦笑いして、京は入りづらそうに戻ってきた。



『おかえり
あのね‥』


『ん?』


『少しずつ、頑張ろうと思うの』


『え?』


『だから‥お願いします‥‥』



恥ずかしくて俯く。


そんな私を京は思いっきり抱きしめてくれた。



『当たり前!!』



何度もキスをしてくる京に1つだけ聴きたい事がある。