『ヤだヤだヤだ
もうこんなに痛いの嫌!!』


『嫌って‥
そしたら子供作れないぞ?』


『それでもいい!!』



この痛みは女の子しかわからないんだ。


だから京はこんな無責任な言葉を言えるんだ。


怒りが、わかってくれない京に対する怒りが沸いて来た。



『だいたい京のが大きいのが悪いんだよ!!』


『おまっ‥』



気持ちが高ぶって、それでも言ってはいけない事もあるのに。


京の顔はみるみる赤くなった。