「・・なんだろ?ちょっといってくるね?」 真田くんにそう告げてその子の元に向かう。 その瞬間、クラス中がざわつきだした。 その子の前にいくと、彼はあたしにだけ聞こえる声で言った。 「今日、昼休みに話があるんだ・・・けど。 いいかな?」 クラスの冷やかしの声のせいか、 あたしも彼も顔が真っ赤になる。 「ダメ・・かな?」 「わかった、じゃぁ・・昼休みに・・・」 ------- ------------