「ま・・まずっ!ここは流雅ん家で間違いないんだよね?」

「あ、ああ・・・」

俺ん家だけど・・・正確にいえば、母さんの家になりそうな家?


おおーー説明めんどくせ~


俺はベッドに腰を下ろした。


「じゃ・・・じゃあ・・・この服を着替えさせたのは、誰?」


「えっ・・・そりゃー・・・」


何故か分かんねぇけど、音彩は顔真っ赤で自分の長い髪を指先でくるくる巻いている。



「だっ・・・誰!?」

マジ顔で俺に訴えて来てんだけど・・・・



あっ! はは~~ん


なーんか、俺の悪魔ゴコロをくすぐっちゃう~~



「誰かって?......俺?」


急きょ、おどけた王子様風に入り


音彩にちょっと意地悪してみる。