僕はひとりぼっち

この待ちをひとり歩いていたとしても

周りの人は冷たい人形みたいだな
僕の事なんか見えてない
僕の声も届いていない

ただ同じ毎日を
ぐるぐると過ごして

この世界に僕はひとりきり

だって思っていた



君はひとりぼっち

ずぶ濡れの 猫が一匹いた
細い街路樹 小さく震えていたんだ

その瞳 なにが見えるの?
僕の事が見えたみたいで
ゆっくりと歩み寄ってくるんだ

僕と猫 隣並んで
過ごす日々が訪れた


僕は今、ひとりじゃない

君は今、ひとりじゃない


僕ら今、寂しくなんかない。