それは突然やってきた。 「あれ、瑠璃ちゃんっ?!」 買い物を終え、店から出たとき声をかけられた。 「あっ」 あたしに声をかけたのは海さんだった。 にこにこと変わらない笑顔であたしに駆け寄ってくる。 久しぶりの海さんとの再会にあたしの笑みが零れる。 「久しぶりーっ」 「お久しぶりです」 ずっと逃げ続けていた。 ずっと避け続けていた。 あたしから見た海さんはすごく綺麗で大人で、ヤキモチをやいてはなんとなく敵視していたから。