「おう、また明日な」
深谷の脇を通り過ぎる。
無性に会いたくなった。
今すぐにでも会いたくなった。
そう思えば思うほど想いは大きくなって、気づけばあたしの足は早足からランニングへと変わっていた。
夕飯を作って待っていよう。
遅くなったら先に食べていていいと言われているから、8時を過ぎた日は先に食べているけれど、今日だけは8時を過ぎても待っていることを決めた。
喜んでほしいと思う。
笑ってほしいと思う。
何でもいいから、彼との時間が続けばいい。
ずっと傍にいたいと思う。
すっと傍にいたいと願う。
早く、会いたい。

