いきなり聞こえてきたあたしの大声に、迅は驚いたように振り返った。
「瑠璃…何して…」
「質問に答えてっ!!」
あたしは窓枠にしがみ付いたまま声を上げ続ける。
泣くもんか、と言い聞かせる。
悔しくて悲しくて、それでいて惨めで。
大声で泣きたくてしょうがない気持ちになるのは何故だろう。
悔しいけれど、心配そうにあたしを見つめる迅に嬉しいと思ってしまう。
向き合ってくれたことに感動してしまう。
情けない。
「迅はあたしをどうしたいのっ?!」
再度その質問を口にする。
迅は突然のことに困ったような表情を見せる。
そんなもんだから、あたしの言葉は止まることなく次々に溢れ出して来た。

