「………」 がっくりと肩を落とす。 すると一気に全身の力が抜け、あたしは立っている力をなくしてペタリと座り込んでしまった。 普通ならいるはずがない。 忙しい迅は仕事だろう。 よく考えれば分かるであろうことが、分からなくなっていた。 「…なんで」 床に手を付いて、俯いて出てきた言葉がこれだった。 頭が痛い。 気持ちが悪い。 ベットに戻ることすらも億劫だ。 どうしようかと考えていたとき、部屋の中を風が駆け回った。